博士のテクニカルレポート

博士のテクニカルレポート 博士のテクレポ

航空機の最新技術や気になるスペックの比較記事などをまとめています。

最新の開発情報:F-15EXイーグルIIとB-21レイダー

F-15EXイーグルIIとB-21レイダーの最新情報は、以下のカテゴリにまとめています。

F-15EXイーグルIIやB-21レイダーの最新情報
F-15EXイーグルIIやB-21レイダーの最新情報を紹介します。 最新情報:F-15EXイーグルII 米国空軍やボーイング社のWebサイトやSNS(X)などにより公開された、F-15EXイーグルIIに関する最新情報をまとめています。 We...

シンプルだけど奥が深い疑問

最強の戦闘機ってなんだろう?

最強の戦闘機はF-15EXイーグルIIなのかF-22ラプターなのか?
「最強の戦闘機は何ですか?」仕様(数字)を比べても、天候はもちろんのこと相手も飛んでいますし運用(戦い方)も違います。F-22ラプター、F-15EXイーグルII、F-35AライトニングII、F-16ファイティング・ファルコンの4機を選び最強の戦闘機について考えます。

ステルスなのにこれもあり?

F-35AライトニングII:ステルスより物量による打撃力ビーストモード
F-35AライトニングIIは、ステルス機なのでミサイル等の武装はウェポンベイに格納します。ビーストモード(Beast Mode)とは、ステルス性よりも攻撃力(ミサイル等の物量)を重視した形態です。F-35AライトニングIIのビーストモードについて説明します。

比べてみよう

「最強の戦闘機は?」「飛行性能と機体形状の違いは?」「No.1は?」など、以下のカテゴリをご参照ください。

いろんな軍用機をくらべてみる
例えば、戦闘機の性能を比べる場合、強い、弱いといった主観的な比較や、主要諸元のような数値による比較などがあります。 また、同じ戦闘機を比較しようとしても、開発目的や時代背景などによっても主要諸元の優先順位が変わったり、新たな要求が加えられた...

隠れた最新技術や運用について

空母のカタパルト発艦

隠れた最先端技術、米国の航空母艦のカタパルトによる発艦
これからの空母艦載機がF-35ライトニングIIシリーズ、カタパルト運用可能なF-35Cと短距離離陸/垂直着陸可能なF-35Bです。カタパルトによる発艦とアレスティング・フックによる着艦及びカタパルトについて米国海軍のWebサイトの情報を主に写真で説明します。
空母のカタパルトによる発艦を高校物理の等加速度運動の式で計算する
空母のカタパルトは、約30トン(30,000kg)の艦載機を約100mで一気に加速させ射出します。パイロットにとっては2秒ほどで停止状態から空中に放り出されるイメージです。高校物理の等加速度運動をカタパルトに当てはめ加速度の計算について説明します。

輸送機C-130から主力戦車M1A2への給油

C-130Jスーパー・ハーキュリーズからM1A2エイブラムスへの給油訓練
輸送機は空中給油や物資等を輸送します。補給基地に運ぶ定期便のような場合だけでなく、地上部隊の近くに物資等を直接運ぶ場合もあります。米国空軍の輸送機C-130Jスーパー・ハーキュリーズから米国陸軍の主力戦車M1A2エイブラムスへの補給訓練を紹介します。

航空機の試験について

航空機の開発では、実機と同じ機体(試作機)を作り、機体が使われる(飛行する)環境下での対候性試験や、破壊試験などを含む構造試験などが行われます。

航空機のテスト
CAEによるシミュレーション技術の発展により、実機相当のシミュレーションが使われるようになっています。 第6世代のステルスで全翼機の戦略爆撃機B-21レイダーの開発では、デジタルツインとよばれる、シミュレーションで実機相当の機体を使った設計...

試作機での試験データ取得に関すること

開発中の機体についている棒状のモノがノーズブーム、調べてみるとセンサーとしても奥が深いものでした。

ノーズブーム:試作機の速度などを計測する計測システム
ノーズ・ブーム(nose boom)とは、機体の速度、高度、温度を測定する計測システムです。C-5Mスーパーギャラクシー初号機、F-22ラプターの試作機であるYF-32、F-35の試作機であるX-35、F-35ライトニングII、B-21レイダーの写真を使い説明します。

知っていると専門家気分になれるかもしれない知識

F-15EXイーグルIIの「F」は、戦闘機だからFighterのFなのかも、パイロットは操縦だけではないなど、写真を見るだけからより深く知りたくなったことをまとめています。

航空機の基礎知識
はじめは写真を見ているだけで満足していましたが、調べたり、比べたりするうちに航空機の各部位の名称やモデルナンバーなどについても興味をもつようになってきました。 知っていると専門家気分になれるかもしれない知識についてまとめています。 わかりや...

ブログ運営の振り返り

2023年振り返りと2024年に向けて
このブログは、2023年7月に立ち上げました。おかげ様で見ている方も増えているようで励みになっています。やはり好きなことは続けられるようで、2024年もコツコツ調べ、記事にまとめ投稿していきたいと考えています。

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航空機の技術

ステルス機をあえて観測させるF-22ラプターのレーダー・リフレクター

ステルス機F-22ラプターは、低観測性に優れた機体です。ステルス機の特徴の1つは機体表面が滑らかなことですが、F-22ラプターの機体下面に突起物(レーダー・リフレクター)がある写真があります。ステルス機なのになぜレーダー波を反射させるのか考えます。
最新の開発情報

B-21レイダーの新しい写真が2024年9月に公開、飛行試験は順調な様子

2024年9月18日、USAF(米国空軍)のWEBサイトに開発中のB-21レイダーのニュースが新しい写真と共に公開されました。B-21レイダーの開発は、地上試験、飛行試験など、順調に進んでいるようです。2024年9月現在のB-21レイダーの開発状況について説明します。
航空機のテスト

高速道路を使った離発着:F-35ライトニングIIとA-10サンダーボルトII

空軍の戦闘機は、基地の滑走路を離陸・着陸します。 しかし、有事の場合に、戦闘機が高速道路を使い離陸・着陸することがあります。 2024年9月、最新のステルス戦闘機F-35AライトイングIIがフィンランドの高速道路を使った離着陸訓練のニュース...
航空機のテスト

航空機の音速超えで発生する衝撃波とベイパーコーンは別の現象

航空機の周囲に白い雲(ベイパーコーン)のある写真を音速超えの写真としてみることがあります。音速(マッハ1)を超えると衝撃波が発生しますが、衝撃波を画像として見るためには特殊な設備が必要です。衝撃波とベイパーコーンの違いを写真で説明します。
最新の開発情報

F-15EXイーグルII:写真で見る量産試作1号機から8号機まで

F-15EXイーグルIIは2024年6月に運用部隊配備がはじまり、2024年7月にはKADENA AIR BASEへの配備計画のニュースが出ています。今後量産が進み目に触れる機会も増えてくるのではと楽しみです。F-15EXイーグルIIの量産試作1号機から8号機を写真で紹介します。
航空機の基礎知識

マニアックでもわかりやすい「かなりマニアックな飛行機豆知識」

はじめは航空機の写真を見るだけでしたが、航空機の仕組みや主翼や補助翼などにも興味をもちはじめました。「現役航空整備士が書いたかなりマニアックな飛行機豆知識」は、旅客機の構造などをイラストと読みやすい文章で説明されていたので紹介します。
比べてみよう

比べてみよう:オーソドックスなF-15EXイーグルIIなどのエアブレーキ

航空機の着陸は、高度を下げ速度を落としながら滑走路に進入し、車輪が滑走路に接地後はエアブレーキや車輪のブレーキで停止します。このブログで紹介している航空機の中からF-15E、F-15EX、F-16、F-22、F-35B、B-1B、B-2の着陸について説明します。
比べてみよう

最新型というけれど違いが見えないF-15EXイーグルIIと従来機との違い

第4.5世代機F-15EXイーグルIIですが、これまでのF-15シリーズと見た目の違いはほとんど分かりません。しかし中身は、フライ・バイ・ワイヤに最新アビオニクスとまるで別物です。F-15EXイーグルIIとこれまでのF-15シリーズとの違いを説明します。
航空機の技術

ブロックとは何:F-16ファイティング・ファルコンのブロック70を例に

戦闘機界のベストセラーF-16ファイティングファルコンの最新型はブロック70/72です。 航空機は高額の開発予算と年月必要です。ブロックの考え方は、ハードウェアを動かすソフトウェアを含むシステム開発の方法です。F-16を例にブロック化について説明します。
最新の開発情報

F-15EXイーグルIIをKADENA AIR BASEのF-15C/D後継機とする配備計画

2024年7月3日、米国防総省のWebサイトにKADENA AIR BASEなどの戦術機に関する計画のニュースが公開されました。KADENA ABでは、F/15イーグルC/D老朽化に伴い、F-22ラプターなどでローテーションされていますが、後継機F-15EXイーグルIIについて説明します。
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