ここでは、戦闘機などを裏で支える早期警戒管制機や、いざという時に空中の指揮統制センターとなる航空機についてまとめています。
早期警戒管制機とは
早期警戒管制機、機体そのものは旅客機の様ですが、巨大な円盤(レーダー)を背負ったE-3セントリー(上図左)、E-7ウェッジテイル(上図右)共に、外観に特徴のある機体です。
巨大なレーダーにより、対象区域の敵や味方の動きも把握することができます。
E-3セントリーは、AWACS(Airborne Warning and Control System)でしたが、E-7ウェッジテイルは、AEW&C(Airborne Early Warning & Control)です。
はかせ
レーダーの形状が変わっただけの様に見えますが、中身はアナログからデジタルに変わったくらいの違いがあるようです。
早期警戒管制機は、地上基地、第5世代ステルス機や強力なレーダーを搭載している電子戦機などと連携して運用されます。
最新の第5世代ステルス機
第5世代は、ステルス機ともよばれるマルチロール機です。上図の写真は、上側がF-35AライトニングII、下側がF-22ラプターです。出典:USAF(米国空軍)のWebサイト<Home > News > Photos>からの画像ステルス機特有の...
EA-18Gグラウラー:F/A-18スーパーホーネット・ファミリーの電子戦機
EA-18Gグラウラー(Growler)は、F/A-18スーパーホーネットのファミリー機で電子戦に特化した艦載機です。武装は自衛用の最小限に抑え、対電子戦用のレーダーや対レーダーシステムなどを搭載しています。米国海軍のWebサイトの情報を主に写真を使い説明します。
AWACSといえば
E-3セントリーは、AWACS(Airborne Warning and Control System)
E-3セントリー:円盤型レーダードーム搭載の早期警戒管制機(AWACS)
E-3セントリー(Sentry)は早期警戒管制機(AWACS)で、旅客機を改造した機体に巨大な円盤(レーダー)を背負った特徴的な外観です。主に米国空軍のWebサイトの情報から戦場の詳細な情報をリアルタイムに把握することができるE-3セントリーについて説明します。
最新のAWACSは、AEW&C
E-7ウェッジテイルは、AEW&C(Airborne Early Warning & Control)
E-7ウェッジテイル:回転しないレーダー搭載の早期警戒管制機(AEW&C)
E-7ウェッジテイルは、早期警戒管制機(AWACS)E-3セントリーの後継機です。E-3セントリーは巨大な回転するレーダーを搭載していますが、E-7ウェッジテイルは回転しない板状のMESAレーダーです。米国空軍のWebなどの情報からE-3セントリーについて説明します。
空母艦隊の早期警戒艦載機
空母艦隊の早期警戒機E-2Dアドバンスト・ホークアイは、空母艦隊の目となります。
E-2Dアドバンスト・ホークアイ:空母艦隊の早期警戒艦載機
E-2Dアドバンスト・ホークアイ(Advanced Hawkeye)は、空母艦隊の早期警戒機です。E-3セントリー早期警戒管制機(AWACS)の様に、背中に巨大な円盤(レーダー)のある特徴的な外観です。主に米国海軍のWebサイトの情報から写真を使い説明します。
いざという時の空中の指揮統制センター
E-4Bナイトウォッチは、国の非常事態や地上の指揮統制センターが機能を失った場合が本番です。
E-4Bナイトウォッチ:ボーイング747-200ベースの指揮統制センター
E-4Bナイトウォッチ(Nightwatch)は、米国が非常事態になったときに米国軍の指揮所(National Airborne Operations Center)として重要な役割を果たす特別な機体です。主に米国空軍のWebサイトの情報からE-4Bナイトウォッチについて説明します。