ここでは、戦闘機などを裏で支える早期警戒管制機や、いざという時に空中の指揮統制センターとなる航空機についてまとめています。
早期警戒管制機とは
早期警戒管制機、機体そのものは旅客機の様ですが、巨大な円盤(レーダー)を背負ったE-3セントリー(上図左)、E-7ウェッジテイル(上図右)共に、外観に特徴のある機体です。
出典:USAF(米国空軍)のWebサイトからの画像(加工しています)
巨大なレーダーにより、対象区域の敵や味方の動きも把握することができます。
E-3セントリーは、AWACS(Airborne Warning and Control System)でしたが、E-7ウェッジテイルは、AEW&C(Airborne Early Warning & Control)です。

レーダーの形状が変わっただけの様に見えますが、中身はアナログからデジタルに変わったくらいの違いがあるようです。
早期警戒管制機は、地上基地、第5世代ステルス機や強力なレーダーを搭載している電子戦機などと連携して運用されます。


早期警戒管制機:AWACSとAEW&C
E-3セントリー:円盤のレーダー搭載
E-3セントリーは、AWACS(Airborne Warning and Control System)

E-7ウェッジテイル:最新のAEW&C
E-7ウェッジテイルは、AEW&C(Airborne Early Warning & Control)

E-2Dアドバンスト・ホークアイ:空母艦隊の早期警戒艦載機
空母艦隊の早期警戒機E-2Dアドバンスト・ホークアイは、空母艦隊の目となります。

空中の指揮統制センター
E-4Bナイトウォッチ
E-4Bナイトウォッチは、国の非常事態や地上の指揮統制センターが機能を失った場合が本番です。

E-130JフェニックスII
E-130Jフェニックス(Phoenix)IIは、戦術輸送機C-130J-30スーパー・ハーキュリーズをベースとしたE-6Bマーキュリーの後継となるTACAMO任務機です。

E-6Bマーキュリー
E-6Bマーキュリーは、TACAMO任務で通信中継と戦略空中司令塔となる機体です。
