第6世代全翼機の戦略爆撃機B-21レイダー配備のための滑走路改修

B-21レイダー配備のための滑走路改修 最新の開発情報
出典:ELLSSWORTH AIR FORCE BASE(米国空軍)のWebサイトからの画像(加工しています)

2025年12月3日、ELLSWORTH AIR FORCE BASE(米国空軍)で、開発中のB-21レイダー配備にむけた、滑走路改修工事の完成式典が開催されました。

B-21レイダーは第6世代のステルス性を備えた戦略爆撃機であり、B-2スピリット同様の全翼機です。

現在2機の試験機により開発が進められています。

下図は、B-21レイダー試験機の写真です。

B-21レイダー試験機

250911-F-AF000-1001 A second B-21 Raider, the nation’s sixth-generation stealth bomber, joins flight testing at Edwards Air Force Base, Calif., Sept. 11. The program is a cornerstone of the Department of the Air Force’s nuclear modernization strategy, designed to deliver both conventional and nuclear payloads. (Courtesy photo)

図1 B-21レイダー試験機

出典:USAF(米国空軍)のWebサイト<Home > News > Photos>からの画像

B-21レイダーについては、以下の記事をご参照ください。

下図は、滑走路改修工事を終えたELLSWORTH AIR FORCE BASE(米国空軍)の滑走路の写真です。

  • 2025年11月26日に行われた飛行場照明の点灯試験の写真です。
飛行場照明の点灯試験

251126-F-DW056-1323 Runway complete at Ellsworth Air Force Base The airfield lights are powered on and tested during the upgrading of the runway at Ellsworth Air Force Base, S.D., Nov. 26, 2025. The reconstruction project prepares the airfield for incoming B-21 Raider operations. (U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Alec Carlberg)

図2 飛行場照明の点灯試験

出典:ELLSSWORTH AIR FORCE BASE(米国空軍)のWebサイト<Home > News > Photos>からの画像

滑走路改修工事は、2024年12月に滑走路を閉鎖、約220名の工事作業者が従事しました。

滑走路に使用されたコンクリートは106,000トンに上り、滑走路の照明や運用システムを支える電力系の工事を含む大規模なインフラ工事でした。

滑走路改修工事の間、ELLSWORTH AIR FORCE BASE(米国空軍)に配備中のB-1B17機約800名の米国空軍の要員をGRAND FORKS FORCE BASEに移駐させて任務を継続しています。

参考リンク

この記事は、主に以下のWebサイトの情報をまとめています。

英文サイトを和訳していることと、私の理解した内容なので正確な情報は、以下の情報をご参照ください。

  • Ellsworth conducts ribbon cutting for upgraded runway
スポンサーリンク

まとめ

B-21レイダーは第6世代のステルス性を備えた戦略爆撃機であり、B-2スピリット同様の全翼機です。

現在2機の試験機により開発が進められています。

ここでは、2025年12月3日、開発中のB-21レイダー配備にむけたELLSWORTH AIR FORCE BASE(米国空軍)での滑走路改修工事について説明しました。

タイトルとURLをコピーしました